このブログも含めていくつかのサイトをGMOのクラウドVPSを使用して運用しています。
クラウドVPSは正直レンタルサーバーと比べると、ハードルが少し高いかと思います。
しかし、レンタルサーバーと比べるとサーバーの自由度が全く違います。
例えばCakePHP3を動かしたいんだけど・・・と言う時などはレンタルサーバーだと、INTLが用意されてなくて、インストールしてすぐに動かない事も多いです。
ロリポは対応してるけど・・・ロリポさんはサーバーがしょぼ過ぎて練習用とかCRON専門のアプリケーションを運用するような場合は良いけど、CakePHPやLaravel5系でサイトを作るなら、やっぱりサーバー選びは拘りたいものです。
GMOクラウドの料金プラン一覧表
料金的にはリーズナブルなイメージです。GMOクラウドの良い所は780円からお試しでVPSを利用出来る所です。
クラウド(仮想サーバー)なので、他社よりは少し安いと言う印象です。
画像クリックで画像拡大してみれます。私が契約しているのは2GBプランです。
1GBプランだと、メモリがちょっと心配だと考えたので、複数サイト運営したい!と考えている方は2GBプランがオススメです。
これからブログをスタートしようと考えている人は1GBプランがオススメ!
プラン選択の基準 サーバーの強度と処理能力
レンタルサーバーやクラウドVPS選びにとって重要なのはサーバーの処理能力やROOT権限があるか?と言う所と何よりもアダルトサイト運営するなら、サーバーの処理能力が重要となってきます。
せっかくサイトが育ってきて 3万PV/日以上のアクセスが来るようになってもサーバーSTATSを見たら4000人も50xエラー出してしまってた!なんて事になったら、せっかく訪問してくれたユーザーに対して申し訳無いのと、その間にGoogleクローラーが来ていたとしたらエラーページとして解釈されてしまいSEO対策としても最悪な状態になってしまいます。
サーバープランは3コア/2GBからのスタートがオススメ!
サーバープランはクラウドVPSだけでなく、最近はMixHostなどのクラウド型レンタルサーバーでも、運営しながら後からプランを変更する事も可能です。アダルトサイトだけでなく、ブログでもSEO対策に表示速度が求められている時代になっていますから、特にポータルサイトを運営するような場合でも、3コア/2GBぐらいのサーバースペックは欲しい所です。
VPS クラウドでアダルトサイト運営ならGMOがオススメ!
元々アダルトサイトを運営していて、前のサーバーで一番困ったのがアクセス数です。
サーバーリソースもそうなのですが、バックボーンの回線が細いと接続制限をかけられたりして、503エラー続出し、機会損失バリバリになってアフィリエイト目的で運営している人には大打撃を食らいます(食らいました)
本当は4GBプランを契約したいがサイトでそれだけの料金をペイ出来るかどうか?と言う部分に掛っていますし、後からプランの変更も出来るので、1サイトしか利用しない人は1GBプランで十分だと思いますし、3サイト運営する!4サイト運営する!と言う方はアクセス数にもよりますが、一日1万PVレベルならば2GBプラン3サイトでも問題無いと思います。
余裕とサイト運営に自信がある人は4GBプランからのスタートでも良いと思います。
テンプレートをどれを選択するべき?
テンプレート名 対応OS プレーン
テンプレートCentOS 6.0 x64、CentOS 6.2 x64、CentOS 6.8 x64、CentOS 6.9 x64
CentOS 7.1 x64、CentOS 7.2 x64、CentOS 7.3 x64、CentOS 7.4 x64
CloudLinux 6.1 x64、CloudLinux 7.2 x64
Ubuntu 16.04 x64、Ubuntu 17.04 x64
Debian 8.0 x64、Debian 9.1 x64
Windows Server 2016 Standard x64
Windows Server 2008 R2 Standard x64
Windows Server 2008 R2 Enterprise x64PleskOnyx
テンプレートCentOS 6.8 x64
CentOS 7.3 x64Plesk12
テンプレートCentOS 6.2 x64
CentOS 7.1 x64、CentOS 7.2 x64
CloudLinux 6.1 x64、CloudLinux 7.2 x64LAMPP
テンプレートCentOS 6.0 x64、CentOS 6.2 x64 JAVA
テンプレートCentOS 6.0 x64 RubyOn Rails2
テンプレートCentOS 6.0 x64 RubyOn Rails3
テンプレートCentOS 6.0 x64
- ※ サーバーのセットアップ時期により、インストールパッケージが異なります。最新の情報を掲載していますが、より詳細な確認はrpmコマンドでお願いいたします。
サーバーOSと選択するべきパッケージは、Linux上級者であればプレーンテンプレートから好きなOSをチョイスすると良いと思いますが、私同様、初めてクラウドVPSを契約する人や、レンタルサーバー代わりとしてクラウドVPSを利用したいと考えている人は、Plesk12テンプレートかPleskOnyxテンプレートの中から選ぶ事をオススメします。
Plesk・PleskOnyxとは
Plesk・PleskOnyxとは、簡単に説明するとレンタルサーバーの管理パネルと同じものだと考えて良いでしょう。実際Pleskはサーバーをグラフィカルなアイコンや操作パネルでブラウザからサーバーの設定を操作出来るツールです。
少しLinuxに詳しい人であれば、フリーソフトのWebminやVirtualminと言った管理パネルツールをインストールして使う人も多いですが、Webminだとドメイン1つに対してWebmin1つをインストールして使う必要がありますから、全体的なサーバーの管理には向いていません。
Virtualminだと複数ドメインを無制限で管理する事も出来ますが、初心者には少し厳しいIP Tablesなどの難しい設定やサーバーの総合的な知識が必要になってきますので、やはり初心者が簡単に扱えるものではありません。
ちなみにVirtualminのIPテーブルの設定などをミスると簡単にRoot権限を乗っ取られたり不正アクセスの踏み台になってしまいますから、しっかり知識の無い方は使うべきではありません。
結論としてVPSの初心者や、サーバー初心者であれば、レンタルサーバーと同様に使えるPleskシリーズが最初からインストールされているテンプレートを選択するのが無難な選択と言えるでしょう。
UNIXの知識が無い人でもPleskOnyxならバックエンド設定が簡単に出来る
UNIXコマンドの知識は無いが勉強したいとか、UNIXコマンドの知識は無いがサーバーアプリをインストールしたい人などには打ってつけのツールがPleskOnyxです。
あの写真素材の人気サイトを運営する『ぱくたそ』さんも実はGMO VPSクラウドを利用されています。
その他、Pleskがあればワードプレスの高速化やデータベースのチューニングと言う事も出来ますから、他のサイトより詳細な設定が出来るのと、知識が無くてもマニュアルを見ながら簡単にサーバー設定が出来てしまいます。
他のブログよりも差をつけたいと考えるなら、まずはGMOのクラウドVPSでは無いでしょうか
初心者がVPSを使いこなせるのか?
正直、私もGMOのクラウドVPSが初めてのVPS契約でしたので正直、戸惑いましたし管理パネルも分かりにくかったです。
Pleskがそもそも有料のコンパネの癖にアップデートは多くて負担掛けるし、サブドメインを乗せる時もPleskから出来るようなアイコンとか説明とかあるのに、実際にはドメインを詳細に設定出来ないと使えなかったり・・・(サポートが神だったので丁寧に教えてくれました)
でも、慣れてしまえば、速度は速いしRoot権限もついてるから、サーバーいじりたい放題だしNginxと言う激早HTTPDも使えるし、サーバーの知識が欲しい!と言う人やサーバーコマンドも勉強したい!と言う人には良い機会だと思います。
結果的には、私もVPS初心者(初契約)でしたが、Pleskとサポートのおかげで使えるようになりました。
使いこなせるかどうか?と言う部分も含めて最初のお試し期間の15日間の間にサーバー設定を終える事が出来るか?と言う部分に掛っていると思います。
もし、最悪出来なかったら、そこで契約を終了させてお試しプランだけで撤退した方が良いと思います。
サーバーの設定さえ終わってしまえば、速度も速い耐久性の強いサーバーを手に入れられると考えて良いです。RPGで言えばエクスカリバーを手に入れられるかどうか?と言う所ですね 笑
私がサーバー選びで過去にした失敗
この記事を書いたのは実はコレが言いたかったからであります(笑
私がアダルトサイトをしていて、一番苦労したのが耐久性の強いサーバーで困っていました。
KaOOYaのサーバーを最初に借りて運営していたのですが、『転送量無制限』を売りにしているのに、5万PV/日 出た当たりから503エラーが頻発して、夜の7時~23時までの一番アクセスが集まるゴールデンタイムにサイトが見れなくなると言う残念な状態が続いてました。
さすがにこのままではSEO的にも大損するし、転送量無制限の筈が転送量で文句言われて、サポートに相談すると専用サーバーにしてください。そしたら、解決しますから!と言われて、年間費用21万円も支払ったのに・・・・・結果、同じ状態で変わらずでした。
要するにバックボーンが原因だったわけです。
アクセスが集中しても耐えられるバックボーンがある強いサーバーで無いとダメだと言う事がわかりました。
そこで、サーバー移転してFuOOkaに移転したのですが、そこでも、6万PVレベルで503エラーでまたも機会損失、サポートに問い合わせると、同じく転送量が多いからですよと言われる。
いやいやいや、転送量無制限って歌ってますやんか!!
転送量で制限掛けるなら、転送量無制限を売りに集客しないで貰えますか?と言いたいレベルでした。アダルトサイトOK!って言ってるのなら、アダルトサイトはアクセス(PV)数が命なのに、転送量で制限掛けられたら稼げませんから・・・・
アドセンサーは503のサーバーエラーに注意すべし!
アダルトサイトもそうですが、GoogleAdsenseで収益を稼いでる人も注意すべきだと思います。
だいたい普通のサーバーは一日5万PVを目安に503エラーがちょくちょく出ている状態だからです。
WPの管理パネルに入ってるだけでは気付かないかも知れませんが、サーバー管理パネルでサーバーLogを見てみるとわかると思いますが、実は深刻な状態になっているかも知れませんよ?
GoogleAnalyticsのリアルタイムで同時アクセス数が130~180人辺りを表示するような人気サイトで、そのサーバーがレンタルサーバーを利用していた場合、高確率でサーバーログに503・504エラーのログが出ていると思います。
私の場合、6万PV出ていた当時は、一日当たり4000回も503エラーが出ていたので、単純に4000PV見逃していた事になります。
これだけあれば、クリックの5回ぐらいは稼げていたかも知れませんね・・・
GMOクラウドVPSなら10万PVに耐える
アダルトサイト運営に限界を感じ撤退したタイミングで同じくアダルトサイトを一緒にやっていた友人からGMOクラウドVPSを紹介して貰いました。
その紹介された謳い文句が「一日10万PV捌いてるサーバーあるよ?」と言うフレーズが私の頭にガツーンと響きました。
私にとっては年間21万のサーバー費用を払っても実現しなかった1日10万PVを捌けるサーバー!このフレーズが何よりも私のハートを鷲掴みにしてしまったのです。
VPSと言う事で正直怖さもありましたし、謎が多いんじゃね?と言う疑問もありましたが、1日10万PVと言う事と、15日間のお試しがあると聞いて即申込みをしてみました。
まぁダメだったら、解約して15日間で終わればいいや ぐらいの気持ちで・・・
GMOクラウドVPSならプラン変更も自由だ!
触ってサイトを表示してみて思った事は、とにかく早いんです!
結果から言うと、ものすげー早い!そして早いんです!凄く快適になりました。
サーバー設定は正直ダルかったですが、Pleskがあるおかげでレンタルサーバーの感覚となんら変わらない、でもPleskプランにしないとダメで、その分レンタルサーバーを素直に借りてるよりも割高になります。
ダメじゃん!
って思うかも知れませんが、それ以上に早いんだもん!!
そして、バックボーンのインフラを考えると、耐久性が普通のサーバーと違うし、速度も速い!ベースは安い2GBのプランだからPleskを付けたとしても問題ないっしょ!と言う感じで今もGMOクラウドVPSを快適に利用しています。
ちなみに、現在は4つのドメインを乗せてサブドメイン運用もして、WP5サイトと、PHPでスクラッチで制作したサイトとCakePHP3系とLaravel5系の練習兼勉強サイトとして利用しています。
Cronなんかも無制限で設定出来るので普通のレンタルサーバーよりも耐久性が強くて、速度も速くて快適なわけです。
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