ついにGoogleが今年2018年Speedアップデートを7月に実施すると発表しました。
内容を簡単に説明しますと、モバイル検索でのページ表示速度が遅いサイトはランキング要因に影響すると言うものです。
スピードアップデートの事もそうですが、著しく評価が低いページはサイト全体に影響を及ぼしますから、早めに対応しておいた方がサイトの健全化にも繋がりますしページの滞在時間の延長にも繋がり、その結果CVやPVの増加にも繋がると良い事づくめなのです。
今日はその評価の著しく低いページの特定方法と離脱率が高いページの分析と対処法を紹介して行きたいと思います。


GoogleSpeedUPDateの要約
Googleが2018年7月から実施されるスピードアップデートの概要は以下の通りです
- サイトの速度が速いかどうかはGoogleが独自で決める
- 著しく遅いページは検索順位を下げる事がある
- 内容がキーワードにしっかりマッチしていたら遅くても順位は下げない
- モバイルの表示速度を基準に判断される
あまり心配は無いようですが、大手企業さんは以下のように述べています。
Googleさん:読み込み時間が 500ms 遅くなることで、検索件数が 20% 減少した。
Yahoo(日本)さん:読み込み時間が 400ms 遅くなることで、ページが読み込まれる前に「戻る」をクリックした人の数が 5~9% 増加した。
どちらにせよサイトの表示は早い方がSEO的にも有利です。
Googleアナリティクスのインデックスが激減してアクセスが落ちた
おっしゃー!インデックスが削除されたから、内容の薄いページを削除&合体したらV字回復したべー!https://t.co/l1Xt7ykmSe
— でびきん@EarthWalker (@debikingz) 2018年5月6日
サイトやブログのページの品質が低いページを放置しているとインデックスから削除されGoogle検索にそのページが表示されなくなります。
結果としてサイト全体の品質も下がりアクセスアップの足を引っ張る事になります。
ペナルティになるような事をしていないのにインデックスが下げられアクセスが日に日に落ちて行く、じわじわとアクセスが下がって行くのを止められないのは地獄の思いですね。
焦りも出てきますし・・・・
そこで、今回は私が実際に実行して上記の様にインデックスが回復した方法を紹介したいと思います。
Googleから評価の低いページを見つけ出す方法
さてここが本題ですが、Googleから評価が低いとされているページをどうやって見つけ出すか?
運営歴の浅い方はここでまず躓くと思います。
もしかしたら、今まで気にもしてなかったなんて人も居るのではないでしょうか。
サイトのランク(今は廃止されてます)を左右するのはGoogleさんのサイト全体の評価に繋がりますから、出来るだけ評価の高いページだけにしておきたい所です。
例えば、キーワードにがっつり刺さるページを書いて1位取れるはずだったのに5位から上位に上がれない何度リライトしてキーワードを寄せて行ってるのに上がれない・・・なんて事になります。
どんなページが評価が低いのか?
Googleアナリティクスを使って評価が低いページを探します。
評価が低いページとは
- 直帰率が100%など高い確率で直帰されてしまうページ
- 滞在時間が極度に短いページ
などがGoogleからして評価が低いページと言う事になります。
アナリティクスの項目の見方
・ページビュー
ページビューとはユーザーがサイトを訪問して閲覧した回数の事を言います。
例えば、あなたが私のサイトに訪れて3ページ見た場合は1セッション3ページビューとなります。
・ページ別訪問数
ユーザーがサイトを訪れてどれくらいの確率でそのページを見ているか?と言う指標になります。
下記画像の場合だと、572ページ閲覧されて何度表示されたか?と言う事になります。
・平均ページ滞在時間
ユーザーがページを閲覧して平均何分そのページを見続けていたか?と言う事になります。
この滞在時間が長ければ長い程、ユーザーの検索意図にマッチしていると言う判断がされていると言われていますので長ければ長い程良い事になります。
・閲覧開始数
閲覧開始数とはどのページからサイトに入ってきたか?と言う部分になります。
この数字の割合が高ければ高い程、そのサイトの目玉コンテンツになっていてSEOで上位表示されていると言う事になります。
・直帰率
直帰率とはGoogleなどからサイトの特定のページに辿りついたが、そのまま戻るボタンをクリックしてサイトの外へ出てしまった(離脱)場合。が直帰扱いになります。
この直帰率が100%だとすると、そのページからユーザーが入ってきた場合は100%ユーザーがブラウザバックで帰ってしまうと言う『魔のページ』と言う事になってしまいますから、改善の余地がありそうです。
・離脱率
離脱率とはユーザーが訪れて数ページ見た後に最後にそのページを見てサイト外へ帰って行ってしまう事を言います。
例えば、ページA → ページB → ページC → 離脱(別のサイトへ)
と言う事になりますから、直帰率と離脱率は大きく違います。
評価の低いページをアナリティクスから割り出してアクセスアップ
上記がサイトの全てのページの評価一覧です。
立ち上げて間の無いサイトなどアクセスが無さ過ぎるサイトは必要が無いと言うか判断材料すら無い状態ですから上記を実行する事は出来ませんがブログを初めて30記事も書き終わった頃には実行する事が出来るようになっているかと思います。
上記の画像で赤い横ラインを引いたページが該当のページとなります。
それ以外にも上部タイトルの直帰率・離脱率のボタンをクリックする事で離脱率の高いページや直帰率の高いページを並べ替える事が出来ます。
これらのページをひとつひとつ書き出して行ってリライト出来そうか、似たページと合体できそうか?などを検討して行きます。
アクセスアップの為の低品質ページの考え方
上記の画像の赤い横線の部分では、直帰率が100%となっていますが、訪問開始数が2しかありません。更に平均滞在時間が5分を超えていますのでじっくり読まれている事がわかります。
更に更に、離脱率は53.85%ですので悪い数字ではありませんから、低品質なページとは言えませんが訪問開始数が2なので、SEO的に集客出来るページでは無いと言う事です。
上記ページはリライトの余地はありますがページのキーワードを確認して寄せて行くと言う手法でリライトを行う必要があります。
上記のように1ページずつ確認して行き、文字数が著しく少ないページは同じジャンルの事を書いているページと合体させてみたり、明らかに詳しく書いてるページが他にあれば削除して301転送でリダイレクトを掛けて置くと言う手法を取ります。
ピックアップした低品質ページをどうするか?
上記でもチラッと書いてしまいましたが、低品質なページはサイトに悪影響を及ぼします。
具体的には、リライトしたり記事を追加しているのにSEOがジワジワ下がり続けていると言うような状況になったり、インデックスがある日突然、大幅に削除されてしまうと言った状況になる事があります。
インデックス大量削除の憂き目にあってしまった時には、すぐさまサイト全体のページの品質を確認するようにしましょう。
抜き出した低品質なページはタイトルと一緒に保存して置き、優先順位を決めてリライトするか似たページと合体するかを考慮してサイト全体の品質管理に努めましょう。
現在の当ブログのタイトル構成とは違っている場合があります。
ページのキーワードを確認してキーワードに寄せた内容にリライトする

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では、低品質なページを割り出せたのは良いんですが、そのページはGoogleからどんなキーワードでヒットしているのか把握する必要がありますね?
ヒットしているキーワードが分かれば、キーワードを意識したリライトが可能になりますから、結果内容の濃いページに生まれ変わらせる事が出来ます。
Googleでヒットしているキーワードを調べてアクセスアップする方法
サーチコンソールを利用する事でページのキーワードを探る事が出来ます。
まず、『検索アナリティクス』をクリックしてクリック数などの4つの項目全てにチェックを入れます。
そしてページの項目で【フィルタなし】となっている所をクリックしてフィルタをクリックすると上記画像のようになります。
そこで、予め調査した『低品質ページのURLを入力』します。
ここでは『https://blog.dav.red/?p=110』のURLをフィルタに入力してみました。
そうすると、上記のようにURLのページがどのようなキーワードでHITしているかが分かります。
このページの場合ですと、49.2位に掲載されているのに最大5回も表示されていると言う事が分かりますので、ページタイトルは『Twitterのナイトモードが目に優しくて好き』と言うタイトルになっていますが、夜間モードと変更した方が少しでも上位に上がる事が予想されます。
ナイトモードと言うのが正式名称なのですが、検索では夜間モードと呼ばれている方が一般的なようです。
そして、ナイトモードでは検索数が少ない事からライバルが少なく、簡単に上位表示されている事がわかります。
キーワードに寄ってはあえて検索数の少ないキーワードを狙って1位を取った方が効果が出ると言う事もありますので、必ずしも検索表示回数が多いからそっちにしようと言う事ではありません。
敢えてキーワードをズラして1位を取る手法もCV率アップには有効な手段です。
そしてGoogle検索のデフォルトで10件ずつの検索結果表示ですから、5ページ目になっても欲しい記事が当たってないと言うGoogleキーワードによる難民性が伺えますので、この記事は削除するよりもデザインよりの記事としてリライトすると、記事が蘇ってユーザーを集める記事に変身すると思います。

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