アフィリエイトブログを始めて記事を書いているが全然アクセスが無い。
狙ったキーワードでGoogle検索でヒットしない。
アクセスが無ければ『誰にも見られないブログ』です。
どれだけ説得力のある文章を書いていたって、訪問者がゼロなら商品は売れません。
当然の話ですよね。
検索に強い記事の書き方をマスターすれば、狙ったキーワードで検索流入が増えアフィリエイト商品の購入率もアップします。
ただ思った事を書き連ねているだけではGoogle検索には通用しません。
少しでも効率良く稼ぎたいと思うなら、SEOライティングをマスターする事です。
本投稿ではブログを始めたばかりの初心者の為のSEOライティングを解説しています。
参考記事:
【2019年10月】Googleアルゴリズムの仕組みってどうなってるの?

何よりもSEOライティングの書き方をマスターする為にはGoogleが公式に公開しているウェブマスターガイドラインを一通り目を通す所から始まります。

SEOライティングと成約(CV)が取れるライティングの違い
まず初めに知っておいて欲しいのがアフィリエイトなどの成約が取れるライティングとSEOライティングは全く別物です。
- SEOライティングは検索上位を狙う書き方
- 成約ライティングは「人の感情に訴える書き方」
であると言う事をまず知っておいて貰いたいです。
上記2つのライティングの使い分けとして
- SEOライティングは集客記事
- 成約の取れるライティングはLP記事
SEOライティングでSEO対策を行い、成約の取れるライティングでCVを取っていく使い分けをします。
2つのライティングの使い分けを行いサイトからの収益を上げる方法がありますが、今回はSEOライティングに特化して解説していきます。
SEOライティングの書き方
SEOライティングとは、読んで字の如し『SEOに強い文章の書き方』です。
Googleの検索にヒットしやすくする為に検索意図を意識して書くと言う事です。
Googleはユーザーの検索キーワードに対して、ユーザーが見たいページを見せるのがGoogleの役割です。
アフィリエイト山盛りの書き手だけが得をするような文章を書いていたのではGoogleからは嫌われてしまい検索結果も上位に掲載してくれません。
もちろんGoogleと言えども1記事ずつ人間が目視で記事の良し悪しをチェックしているわけではありませんから、Googleのシステムの構造を予測してGoogleが好むだろう記事の書き方をするのがSEOライティングです。
ライティング完了までの流れ
SEOライティングをする前に、ライティングの全体的な流れを把握して貰った方が理解しやすいと思います。
- キーワードボリュームの調査
- キーワードサジェストの確認
- ユーザーの悩みや相談事を知る
- H2タイトルで話の流れを作る
- 執筆作業
書こうとしているキーワードが月間検索ボリューム100しか無かったら、Googleで検索する人が100人しかいないわけですから、100人以上のアクセスが見込めるわけがありません。
※ 実際にはあくまで目安なので、200人300人来ることもありますが。
検索ボリュームが少ない = 需要が無い
と言う数式が成り立っていますので、アクセスの少ないキーワードで記事を書いても沢山のアクセスを見込めません。
しかし、その親のキーワードのボリュームが10万ボリュームもある場合はチャレンジする事で親キーワードの検索上位に食い込めるチャンスが生まれてきます。
例えば、人参 の検索ボリュームは40,500回検索されています。
いきなり人参の単体キーワードで1位を狙って記事を書いても到底1位を獲得する事なんて出来ません。
人参 健康 とサジェストワードを付与して2語キーワードで1位を目指す所から始まります。
人参 健康の検索ボリュームだと 110回の検索がありますので、恐らく簡単に1位を獲得する事が出来るでしょう。
小さなボリュームのキーワードで沢山1位を獲得して行く事によって最終的に人参の単体キーワードで1位を取る事が出来るようになるだろうと言う理屈です。
もし、サジェストの検索ボリュームが3000回あった場合
人参 健康の検索ボリュームが3000回あった場合は更にサジェストを付与して 3語キーワードで狙って行くべきです。
そうして検索ボリュームが大きい場合は、どんどん掘り進めて行き最終的に検索ボリュームが300以下400以下になるまで、3語・4語・5語とキーワードの範囲を狭めて行き検索1位を取れそうな所まで掘り下げます。
実践編:記事を書く前にキーワードを選定する

キーワードを選ぶ
まず書きたい記事の内容を詳細に考えます。
その記事の大見出し(H1)のタイトルを決めた時点でキーワードとなる単語が出てくると思います。
あらかじめ狙っているキーワードがあるのなら、そのキーワードで検索ボリュームを確認します。
検索ボリュームが100以下ならそのままGoで良いのですが、1000や2000もボリュームがある場合は2語キーワードにしたり3語キーワードにして記事を分割する事を念頭に入れて記事の構成を考えます。
キーワードのサジェストをチェックする(記事の網羅性)
100以下のボリュームならライバルが少ない事を意味していますから、3000~5000文字程度の記事を書けば大体10位以内の順位が付くだろう事が予想されます。
1000~2000も検索ボリュームがある場合はGoogleで検索してみるとサジェスト(検索候補)が出てきます。
上記画像は『健康 人参』と言うキーワードで検索した時のサジェストです。
Googleの検索結果に上記画像のような検索候補が出てきているのが分かります。
記事のタイトルを構成する際に、検索候補を考慮してH2のタイトルを作ります。
もちろんタイトルに従って、検索候補の件について言及して行くと言う意味です。
例えば:健康 人参 で記事の構成を作る場合の例(タイトルは適当に考えました)
H1 人参健康法の全てを余すところなく解説してみた
H2 人参は栄養が無い?
H3 加熱すると栄養が無くなるってホント?
H3 人参は生で食べる程、栄養価が高い?
H2 みんなが知らない人参の凄い栄養価
H3 人参にはすごい美肌効果がある
H3 人参の成分について
H3 人参のビタミンaの含有量
H2 人参のすごさまとめ(食べ過ぎ注意)
と言う風に私ならまとめます。
上記サジェストを利用すれば書こうと思う内容についてサジェストが教えてくれるので、サジェストの通りに記事をまとめるだけで良いのです。
そもそもGoogleが良く検索される『検索候補の文字列』を提案してくれていますので、それに基づいて文章を組み立てて行くだけで、Googleが表示したい内容が記された記事が優遇されるのは必然です。
更に、H2とH3について注目して頂きたいのですが、H2の下に小見出しとしてH3を設けていますが、これは同類のキーワードに関してはH2の重要度が高いものの下に同類のキーワードの小見出しで区切っていると考えて下さい。
例: 人参の栄養が無い?の話の流れから、H3加熱で栄養が無くなるH3生で食べるについて言及していますが、これらは全て栄養に関する文章として位置付ける事が出来ますので、H2の大見出しからのくだりとして区切っています。(栄養価の内容の詳細項目をグルーピングしています)
共起語を意識して文章を書く
検索候補(サジェスト)については良く語られている文献は見かけますが、『共起語』についてはあまり語られているサイトはありません。
しかし、共起語検索ツールなるSEOツールが存在していますのでそれなりの需要があり、稼いでるアフィリエイターは共起語は当たり前に入れ込んでいるのです。
共起語とは
共起語って何か聞きなれない言葉ではありませんか?
そうです、共起語とはSEOで良く使われる言葉なのですが国語辞典でもちゃんと共起語は掲載されています。
共起語とは、キーワードに関連する頻出単語の事を共起語と呼んでいます。
例えば『サーバー 選び』と言うキーワードの場合の共起語は『メモリ ギガバイト Nginx』など、関連するキーワードの事を指しています。
ですので、先程の『健康 人参』であれば、『食べる 栄養素 食べ方 病気 元気』この辺りが共起語になってるだろう事が予測されます。
具体的には共起語検索ツールで検索して貰うのも良いですが、『健康 人参』で実際に検索してみて1位になってる記事がどのような単語を良く使っているかを観察して共起語と思われるものを意識して文章を書くのが正解です。
E-A-Tを意識する
E-A-Tとは「専門性/権威性/信頼性」を意味しておりサイトの専門性や権威性と信頼性のエビデンス(証拠)があるか?というところをGoogleがみていると公式でも発表されています。
自分の記事にE-A-Tを証明する事が出来ない場合は
- ニュースソースのURL
- 言及物の権威あるサイトURLを指定
- Wikipediaなどの信頼性のある情報の提示
- その他の各公式サイト
- 官公庁や政府機関が公式に言及しているページURL
などをE-A-Tの担保として発リンクしておくことで、Googleはこのページの記事は上記のE-A-Tに基づいて掲載されているという風に判断しているようです。
例えばこのページの冒頭で、Google公式ガイドラインの発リンクがなされている点に注目してほしい。
更に独自のプラスワンを追加する
独自のプラスワンとは、Googleサジェストの結果以外にも、あなたが書こうと考えていた『サジェスト以外のタイトル』を1つ以上設けます。
これは権威性や他の記事との差別化の意味を持ちます。
なぜかと言うと、1位を取っている記事はサジェスト以外に1つも2つも独自性のある文節を設けているのなら、他の記事よりGoogle検索結果が上位に挙がって当然ですよね?
意味する所は『どこの記事よりも詳しく書かれている』と言う事が他記事との差別化となるからです。
Googleは抽象的な言葉を嫌う
Googleさんは『あれ』『これ』『それ』と言った抽象的な言葉を嫌います。
私は意外と使ってしまっているのですが、私の文章の悪い部分でもあります。
もちろん、文章の流れを不自然にしてまで、『あれ これ それ』を避ける必要はありませんが、意識して文章を書く事で直接的に伝わり易い文章になります。
また、『あれ これ それ』については人間の頭なら容易にそれらを理解する事が出来ますが、Googleさんがこれらを嫌う訳は機械では『あれ これ それ』が何を指すのか判断出来ないからです。
ですから、極力SEOライティングを意識するなら、抽象的な言葉を使うのを控えて具体的に記事を書く事です。
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